お守りとは何か
この章では、お守りの基本的な意味と、お札との違いについて説明します。
お守りは、健康や交通安全、厄除けなど、さまざまな願いを込めて受けるものです。
一方で、「お守りとはそもそも何か」「お札とは何が違うのか」はっきりと答えることは意外と難しいものです。
まずは、お守りの意味を確認し、どのように持つものなのかを理解しておくことで、自分や大切な人に合うお守りを選びやすくなります。
お守りの意味
神さまのご加護をいただくもの
お守りは、神さまのご加護を身近にいただくためのものです。
神社で授与されるお守りは、神前で祈願され、願いが込められたものです。
そのため、財布や鞄、車など、日常的に身近な場所に持つことで、神さまのご加護をいただきながら生活することができます。
また、お守りはただ持つだけでなく大切に扱うことも重要です。
汚れやすい場所や床に置くことは避け、清潔で丁寧に扱える場所に持ちましょう。
(参考)神社本庁『お神札、お守り』
願いを意識して日々を過ごす支えになる
お守りは、願いを意識して日々を過ごすための支えにもなります。
たとえば、合格祈願のお守りを持つことで、勉強に向かう気持ちを思い出すことがあります。交通安全のお守りを目にすることで、安全運転を心がけようと思うこともあるでしょう。
このように、お守りは「願いを忘れないための目印」としての役割も持っています。
お守りとお札の違い
お守り:身につけて持つもの

そもそもお守りとは、お神札を小型化し持ち歩きやすい形にしたものとされています。
お守り袋のなかには木片や紙片が入れられており、神社名などが記されています。
そのため、お守りは財布や鞄など、なるべく身近な場所に持ち歩きましょう。
(参考)東京都神社庁『授与品(2)』
お札:自宅や事務所にお祀りするもの

お札は、持ち歩くものではなく、自宅や事務所の神棚などにお祀りするものです。
神棚にお祀りする場合は、家の中でも清らかで、みんなが手を合わせやすい場所を選びます。
お札をお祀りする場所は、家族が集まる清浄な場所を選び、一般的には目線より高く、南または東にお札が向く場所がよいと案内されています。
つまり、お守りは「身につけて持つもの」、お札は「自宅や事務所、神棚に据え置いてお祀りするもの」と考えると分かりやすいです。
(参考)神社本庁『お神札、お守り』
お守りの種類一覧

お守りには、健康、病気平癒、学業成就、合格祈願、交通安全、厄除け、安産、縁結び、商売繁盛など、さまざまな種類があります。
この章では、それらの代表的なお守りの種類について説明します。
それぞれのお守りに込められた願いを知ることで、自分や大切な人の状況に合うお守りを選びやすくなります。
健康・病気平癒のお守り
健康のお守りは日々の身体の無事を願うもの

健康のお守りは、日々を健やかに過ごせるように願うお守りです。
現在病気などに罹っておらず、これからも体調を崩さず元気に生活したい方、家族の健康を願いたい方、年齢を重ねても無事に過ごしたい方に向いています。
病気平癒のお守りは病気の回復や療養中の無事を願うもの
病気平癒のお守りは、病気の回復や療養中の無事を願うお守りです。
入院中の方、手術を控えている方、治療を続けている方へ渡す場合は、病気平癒のお守りが候補になります。
学業・合格のお守り

学業成就のお守りは勉強や学びの成就を願うもの
学業成就のお守りは、日々の勉強や学びが実を結ぶように願うお守りです。
学校の勉強に励む学生はもちろん、資格取得を目指す社会人、新しい分野を学び始めた方にも向いています。
試験の合否だけでなく、学ぶ力を伸ばしたい、理解を深めたい、継続して努力したいという願いに合うお守りです。
合格祈願のお守りは試験や受験の合格を願うもの
合格祈願のお守りは、受験や資格試験など、具体的な試験の合格を願うお守りです。
高校受験、大学受験、国家資格、検定試験、就職活動に関わる試験など、明確な目標がある場合に向いています。
受験生本人が受けるだけでなく、家族や友人が「努力が実りますように」という気持ちを込めて渡すこともあります。
安全を願うお守りの種類
交通安全のお守りは車や移動の安全を願うもの
交通安全のお守りは、車、バイク、自転車、徒歩での移動など、日々の交通における安全を願うお守りです。
車を運転する方には、車内のガラスに貼るタイプのお守りや、車に掛けて持つ交通安全のお守りが向いています。
自転車やバイクに乗る方、通勤・通学などで移動が多い方にも、交通安全のお守りは選ばれやすいお守りです。
なかでも、子どもの通学中の無事を願い、交通安全のお守りを受ける方も多くいらっしゃいます。
旅行安全のお守りは旅先での無事を願うもの
旅行安全のお守りは、旅行や出張など、普段とは違う場所へ出かけるときの無事を願うお守りです。
旅先では、慣れない道を歩いたり、交通機関を使ったり、体調を崩しやすくなったりすることもあります。
大切な人が旅行や長期間旅先に行く場合には、「無事に帰ってきてね」という気持ちを込めて渡すお守りとしても選びやすいです。
昔の旅は、現在のように安全で便利なものではなく、道中の病気や盗難、川越え、船旅など、さまざまな危険を伴うものでした。
そのため、旅の無事を願う「旅行安全」は、古くから人々にとって切実な祈りの一つでした。
仕事運・金運に関するお守りの種類

仕事守りは仕事の成功や成長を願うもの
仕事守りは、仕事の成功や成長を願うお守りで、仕事で成果を出したい方、新しい職場で力を発揮したい方、転職や就職を控えている方などに向いています。
商売繁盛・金運のお守りは事業や金運の向上を願うもの
商売繁盛・金運のお守りは、仕事や商いを通じて、事業の発展やお金の巡りがよくなることを願うお守りです。
会社経営者、個人事業主、お店を営む方、営業職の方など、仕事を通じて売上や収入の安定を願う方に向いています。
商売繁盛や金運は、単にお金が増えることだけを意味するものではありません。
お客様とのご縁、取引先との信頼、日々の仕事の積み重ねが実を結び、結果として事業や暮らしが豊かになることを願うものです。
厄除け・災難除け・身代わりのお守り
厄除け守りは厄や災いを祓うためのお守り
厄除け守りは、厄や災いを祓い、日々を無事に過ごせるように願うお守りです。
厄年の方だけでなく、人生の節目を迎える方、新しい環境に入る方、最近不安なことが続いている方にも選ばれており、思わぬ事故やけが、トラブルなどからの無事を願うものです。
身代わり守りは災難を代わりに受ける意味を持つお守り
身代わり守りは、持ち主に降りかかる災難を代わりに受けてくれるように願うお守りです。
事故、けが、病気、予期せぬ災いなどから身を守りたいときに選ばれます。
自分自身のために受けるだけでなく、大切な人の無事を願って渡すお守りとしても向いています。
縁結び・安産・子宝のお守り
縁結び守りは良縁や恋愛成就を願うもの
縁結び守りは、良いご縁に恵まれることを願うお守りです。
恋愛成就や結婚を願う方に選ばれることが多いですが、縁結びの「縁」は、恋愛だけを指すものではありません。
人との出会い、仕事上のご縁、友人関係、人生の節目で出会う大切なつながりなども含まれます。
安産・子宝守りは出産や子どもの誕生を願うもの
安産・子宝守りは、子どもを授かること、母子ともに無事に出産を迎えることまでを願うお守りです。
新しい命を迎えたいという願いや、妊娠・出産が穏やかに進むようにという祈りを込めて受けられます。
本人が受けるだけでなく、家族や親しい方が無事を願って渡すこともあります。
お守りの名前・形・色の違い

お守りの形の種類
一般的な形は袋型のお守り

袋型のお守りは、一般的によく見られる形のお守りです。
布の袋に入った形で、鞄やポーチに入れたり、身近な場所に持ったりしやすいのが特徴です。
健康、学業成就、厄除け、縁結び、安産など、さまざまな願意のお守りに使われています。
カード型・貼付型のお守りは用途に合わせて選びやすい形

カード型や貼付型のお守りは、持つ場所や用途に合わせて選びやすい形です。
カード型のお守りは、財布、定期入れ、名刺入れなどに入れやすく、普段から持ち歩きやすいのが特徴です。
貼付型のお守りは、主に交通安全のお守りとして、車のガラスなどに貼るタイプです。
車を運転する方や、家族の運転中の無事を願う方に選ばれます。ただし、貼る場所は運転中の視界を妨げない位置を選ぶことが大切です。
お守りの形は「どれが一番よい」というものではありません。
願い事と負担にならない持ち方ができるかどうかを参考に選ぶとよいでしょう。
お守りの色の意味
お守りの色に全国共通の決まりはない
お守りの色には、全国の神社に共通する決まった意味があるわけではありません。
たとえば、「赤のお守りは必ず厄除け」「青のお守りは必ず学業」といった決まりがあるわけではなく、同じ色でもお守りによって込められた願いは異なります。
色に意味を込めたお守りもある

一方で、神社によっては、色に意味を込めたお守りを授与している場合もあります。
たとえば、白・紫・赤・青・黄の五色ごとに願意が示されているお守りがあり、
同じお守りでも色によって込められた願いが分けられている例があります。
また、日本文化の中では、色そのものに象徴的な意味が込められることもあります。
紫は高貴さを表す色として扱われることがあり、朱色は魔除けを連想させる色として神社仏閣に用いられてきました。
ただし、お守りの色の意味は全国共通ではありません。
色に特別な意味が込められているお守りについては、神社ごとの説明を確認したうえで選ぶとよいでしょう。
(参考)伏見稲荷大社『よくあるご質問|なぜ「お稲荷さん」は朱塗りなの?』
自分に合うお守りの選び方

自分に合うお守りを選ぶときは、まず「今、何を願いたいのか」をはっきりさせることが大切です。
お守りには、健康、交通安全、学業成就、厄除け、安産、縁結び、商売繁盛など、さまざまな種類があります。
見た目や色で選ぶこともできますが、最初に確認したいのは、そのお守りに込められた願いです。
自分の願いに合ったお守りを選ぶことで、日々の生活の中でも「この願いを大切にしよう」と意識しやすくなります。
願い事から選ぶ
叶えたい願いに合う種類を選ぶ
お守りを選ぶときは、叶えたい願いに合う種類を選びましょう。
仕事を頑張りたいのか、健康で過ごしたいのか、良いご縁を願いたいのか、まずは自分の願いが何なのか意識することで選びやすくなります。
願いがはっきりしているほど、お守りの種類も自然に決まります。
(参考)神社本庁『お神札、お守り』
迷ったときは神職や巫女に相談して選ぶ
どのお守りを選べばよいか迷ったときは、神職や巫女に相談するのが最も失敗の少ない選び方です。
お守りは、名前だけを見ると意味が分かりやすいものもありますが、
実際には、その神社の御祭神やご由緒、込められた祈願の内容によって、より深い意味を持っている場合があります。
自分では「これはこういう意味のお守りだろう」と思っていても、神社の方に聞くことで、「実はこのような願いも込められています」と分かることがあります。
持ち方から選ぶ
財布や鞄に入れるなら袋型やカード型が向いている

財布や鞄に入れて持ち歩く場合は、カード型のお守りが向いています。
カード型のお守りは、財布、定期入れ、名刺入れなどに入れやすく、日常生活の中で自然に持ち歩きやすい形です。
お守りを外から見える形で持つことに抵抗がある方でも、財布や鞄の中に納めてコンパクトに持ち歩きやすいでしょう。
鞄につけるなら根付型・ストラップ型のお守りが向いている
鞄につけて持ち歩く場合は、根付型やストラップ型のお守りが向いています。
根付型やストラップ型のお守りは、鞄の持ち手やファスナー部分につけやすく、身近に持てる形です。
財布や定期入れに入れるタイプと違い、鞄を使うたびに目に入りやすいことも特徴です。
車に置くならガラス貼付型やステッカータイプのお守り

車に置いて持つ場合は、ガラス貼付型やステッカータイプのお守りが向いています。
ガラス貼付型のお守りは、車の窓ガラスなどに貼って持つ形です。
ステッカータイプのお守りは、車内や車体の所定の場所に貼りやすく、普段から車とともに持てる点が特徴です。
車用のお守りを貼る場合は、運転中の視界を妨げない場所を選ぶことが大切です。
フロントガラスなど、前方確認の邪魔になる場所は避け、安全に運転できる位置に貼りましょう。
神社のご神徳から選ぶ
神社の御祭神やご利益に合うお守りを選ぶ
お守りを選ぶときは、その神社に祀られている神様のご利益に合うものを選ぶ方法もあります。
神社にお祀りされている神様には、それぞれ異なるご神徳があります。
分かりやすくいえば、神様ごとに「得意分野」があるということです。
そのため、自分の願いと神社のご神徳が合っているかを確認して選ぶことは理にかなった選び方です。
厄除けのご神徳で知られる神社なら厄除けのお守り、商売繁盛にゆかりのある神社なら仕事や事業の発展を願うお守りが選びやすくなります。
(参考)岡山県神社庁『御神徳とは』
人に渡すお守りの選び方

この章では、大切な人にお守りを渡すときの選び方について説明します。
お守りを人に渡す場合は、相手にどのような願いを届けたいのかを考えることが大切です。
相手の状況や暮らしに合うお守りを選ぶことで、相手の無事や幸せを願う気持ちが伝わりやすくなります。
相手への思いが伝わるお守りを選ぶ
まず相手に伝えたい願いを明確にする
お守りを人に渡すときは、まず相手へどのような願いを届けたいのかを明確にしましょう。
お守りは、自分のためだけでなく、大切な人の無事や幸せを願って渡すこともあります。
そのため、「元気でいてほしい」「毎日を安全に過ごしてほしい」「努力が実ってほしい」など、先に願いを具体的にすると、選ぶべきお守りの方向性が見えてきます。
また、お守りは相手への思いを形にして渡すものです。「なぜこのお守りを選んだのか」が伝わるようにすると、より気持ちが届きやすくなります。
(参考)多賀大社『お守りについて』
相手に伝えたい願いに合うお守りを選ぶ
相手に伝えたい願いが決まったら、その願いに合うお守りを選びましょう。
たとえば、「元気でいてほしい」という気持ちを伝えたい場合は健康のお守り、「毎日を安全に過ごしてほしい」という気持ちを伝えたい場合は交通安全のお守り、「努力が実ってほしい」という気持ちを伝えたい場合は合格祈願や学業成就のお守りが向いています。
大切なことは、人気や見た目だけで選ぶのではなく、相手に伝えたい願いと、お守りに込められた願意が合っていることです。
願いとお守りの意味が合っていると、渡すときにも「この思いを込めて選びました」と相手に伝わりやすくなります。
相手別にふさわしいお守り
【家族や子ども】健康や安全を願うお守り

家族には、日々を健やかに過ごしてほしいという願いを込めて、身体健康のお守りが選びやすいでしょう。
子どもには、通学中や外出先での無事を願い、交通安全や身守りのお守りを選ぶこともあります。
家族や子どもに渡すお守りは、特別な出来事があるときだけでなく、日々の無事を願って渡せるものです。
【受験生や学生】学業成就や合格祈願のお守り
受験生や学生には、学業成就や合格祈願のお守りが向いています。
日々の勉強を支えたい場合は学業成就、入試や資格試験など具体的な試験を控えている場合は合格祈願のお守りを選ぶとよいでしょう。
【病気や入院中の人】病気平癒や身体健康のお守り
病気や入院中の人には、病気平癒や身体健康のお守りが向いています。
これらのお守りは、病気の回復や療養中の無事を願うものです。
体調が穏やかに整い、日々を健やかに過ごせるように願うものとして選びやすいでしょう。
【妊娠中の人】安産のお守り

妊娠中の人には、安産のお守りが向いています。
安産のお守りは、母子ともに無事に出産を迎えられるように願うものです。
本人が受けることもあれば、家族や親しい方が無事を願って渡すこともあります。
【運転や移動が多い人】交通安全のお守り
車を運転する方、自転車やバイクに乗る方、通勤や通学で毎日移動する方には、道中の無事を願う交通安全のお守りが選びやすいでしょう。
家族の運転中の安全を願って渡す場合にも適しています。
交通安全のお守りは、車内に置くもの、鞄につけるもの、カード型で持ち歩けるものなど、形もさまざまです。
相手の移動手段に合わせて、持ちやすい形を選ぶとよいでしょう。
【仕事を頑張る人】仕事守りや商売繁盛のお守り

仕事を頑張る人には、仕事守りや商売繁盛のお守りが向いています。
日々仕事を頑張っている方には、仕事が順調に進むことを願う仕事守りや商売繁盛のお守りが選びやすいでしょう。
仕事に関するお守りを渡すときは、「成功してほしい」「よいご縁に恵まれてほしい」「日々の努力が実ってほしい」という気持ちを込めて渡せば、相手に伝わりやすくなります。
お守りの持ち方と扱い方
お守りは、なるべく身近な場所に持ち、大切に扱うことが基本です。
お守りは、神さまのご加護を身近にいただくものです。
そのため、家の中にしまい込んだままにするよりも、財布、鞄、車内など、日常生活の中で自然に持てる場所に納めるとよいでしょう。
ただし、持ち歩く場合でも、汚れやすい場所や粗末に扱われる場所は避けます。
お守りを大切に扱うことは、込められた願いを大切にすることにもつながります。
お守りを持つ場所
お守りは財布・鞄など身近な場所に持つ

お守りは、財布や鞄など、日常的に身近な場所に持つとよいでしょう。
財布や鞄は毎日使うものなので、お守りを自然に持ち歩きやすい場所です。
カード型のお守りであれば財布や定期入れに入れやすく、袋型のお守りであれば鞄やポーチに納めやすいでしょう。
日常の中で身近に持つことで、お守りに込めた願いを思い出しやすくなります。
車用の貼付型お守りは運転の妨げにならない場所に貼る
車用のガラス貼付型やステッカータイプのお守りは、運転の妨げにならない場所に貼ることが大切です。
特に、吸盤が付属しているお守りを前面ガラスに取り付けることは避けましょう。
前面ガラスや運転席・助手席まわりの側面ガラスには、法令で認められたもの以外の装着・貼り付けが制限されており、視界の妨げになるおそれもあります。
車用のお守りは、運転の妨げにならない場所に置くことが大切です。
(参考)国土交通省『道路運送車両の保安基準 第29条第4項』
お守りを複数持ってもよいか
お守りは複数持っても問題ない

「複数持つと神さま同士がけんかするのでは」と心配される方もいますが、そのように考える必要はありません。
「八百万の神々(やおよろずのかみがみ)」という言葉があるように、日本には多くの神様がいらっしゃり、神様はそれぞれのご神徳をもって協力して私たちを守ってくださるので、心配はいりません。
(参考)神社本庁『お神札、お守り』
複数持つ場合も一つひとつを大切に扱う
複数のお守りを持つ場合は、一つひとつを大切に扱うことが大切です。
お守りを複数持つことは問題ない一方で、「たくさん持っていれば大丈夫」と数に頼る考え方は望ましくないとされています。
お守りは数を増やすために受けるものではなく、それぞれに込められた願いを大切にして持つものです。
お守りの返納方法
一年間を目安に神社へ返納する

お守りは、一般的には一年を目安に神社へ返納するとよいでしょう。
神社本庁では、お神札やお守りは一年ごとに新しく受けるのがよいとされ、前の年のお神札やお守りは、受けた神社に納めるのがよいと案内されています。
受けた神社へ行くことが難しい場合は、近くの神社に相談する方法もあります。
返納するときは、これまでお守りいただいたことへの感謝の気持ちを込めて納めましょう。
(参考)神社本庁『お神札、お守り』
願いが叶ったときは感謝を込めて返納する
合格祈願や安産など、願いの成就が分かりやすいお守りは、願いが一区切りを迎えたときに返納するとよいでしょう。
お守りは年末に神社でお焚き上げしてもらい、新しいお守りを受ける一方で、願いが叶うまで身につけても差し支えないとされています。
たとえば、合格祈願のお守りであれば試験の結果が出た後、安産のお守りであれば無事に出産を終えた後が、返納を考える一つの目安になります。
返納は、役目を終えたお守りを手放すだけではありません。
願いが叶ったことや、無事に節目を迎えられたことへの感謝を神さまにお伝えする機会でもあります。
(参考)神社本庁『お神札、お守り』