警め、固る神、警固神社
自然の中に、あなたの住まいに、いただく食べ物に、
昔から神様はそこかしこにおられ、
わたしたちは守られ、生かされています。
悪を示し、過ちを良い方向へ導く神「八十禍津日神」。
罪けがれを祓い、足りないものを補い
善を見いだす神「神直日神」、「大直日神」。
福岡天神に佇み、緑に包まれた警固神社には、
わたしたちに行く道を指し示し、
大きくお包みいただく神様が
お鎮まりになられています。
思い悩まれたとき、ひとたび自分を見つめ、
生かされていることへ感謝し、手を合わせてください。
日々の罪けがれ、病や災いから
あなたを、家族を、恋人を、友人を、
警め、固る神、警固神社です。

御由緒
商都福岡の中心、天神。
公園と連なる緑の中に
樹齢三〇〇年余りの大楠に守られ
御鎮座四〇〇年余の佇まいがあります。
慶長六年(一六〇一年)、藩祖黒田長政公が
福岡城築城のため、一時小烏神社に合祀
慶長十三年(一六〇八年)神殿が御造営され
現在地に御遷座となりました。
大正五年(一九一六)県社(旧制度で昭和二十一年廃止)
に列せられ現在は宗教法人警固神社といいます。

警固神社の三柱
□八十禍津日神 〈やそまがつひのかみ〉
イザナギが黄泉の国から戻って来たときに、
体についた垢を祓った際に生まれた神様。
過ちから起こる災いから守ってくださいます。
□神直日神〈かんなおびのかみ〉
□大直日神〈おおなおびのかみ〉
八十禍津日神がもたらす禍いを
正しい道へ導いてくださる神様です。