今月のことば

令和六年 三月
独りでも 誰とでも
令和六年 二月
天下の本は国にあ
国の本は家にあり
家の本は自身にあり
令和五年 二月
謙虚にして驕らず
大義を以てまた努力を
令和五年 三月
雪は降りつつある
然し春は来りつつある
令和五年 四月
昨日の我に 今日は勝つべし
令和五年 五月
老驥ろうきれきに伏す 志千里に在り
烈士暮年 壮心已まず
令和五年 六月
無位の真人として
随所に主となり 活溌溌地かっぱつぱっち
令和五年 七月
少くして学べば、則ち壮にして成すあり
壮にして学べば、則ち老いて衰えず
老いて学べば、則ち死して朽ちず
令和五年 八月
感激の枝葉を刈れ
感動の根をおさへろ
令和五年 九月
善・徳は幸福になるために
目指すにあらず
善・徳の価値への尊崇の思いから
目指すなり
令和五年 十月
徳は孤ならず、必ず隣有り
令和五年 十一月
明明徳めいめいとく 親民しんみん 止於至善ししぜん
令和五年 十二月
敬、怠に勝てば吉なり
怠、敬に勝てば滅ぶ
令和四年 二月
古の道を聞いても唱えても
わが行いにせずば甲斐なし
令和四年 三月
忙中閑あり 苦中楽あり 死中活あり
壺中天あり 意中人あり 腹中書あり
令和四年 四月
き歩を積まずば、
もって千里に至るなく
小流を積まずば、
もって江海を成すなし
令和四年 五月
努力する楽しみを知る人は
人生の真の幸せを知る人である
令和四年 六月
鳥は飛ばねばならぬ
人は生きねばならぬ
怒涛の海を飛びゆく鳥のように
令和四年 七月
気付きを軽んじ見過ごしていると
何も感じとれない心になってしまう
令和四年 八月
禍のおこるはおこるの日におこらず
また必ず由って兆す所あり
令和四年 九月
自己との約束を守り
決心したら自己を欺かず
実行することにより成就する
令和四年 十月
降りかかる問題は選べないが
問題を解く態度は選べる
令和四年 十一月
応機と言う事あり肝要也
物事何によらず後の機は
前に見ゆるもの也
令和四年 十二月
小善は大悪に似たり 大善は非情に似たり
令和三年 二月
語る人貴し 語るとも知らで
からだで語る人 さらに貴し
令和三年 三月
自ら靖んじ 自ら献ずる
令和三年 四月
万事しだるき事 十に七悪し
物毎手取り早にするものぞ
令和三年 五月
花はなぜうつくしいか
ひとすじの気持ちで咲いているからだ
令和三年 六月
最小の利己と最大の利他
いつも心の庭の手入れを
令和三年 七月
信 不信を選ばず 浄 不浄を嫌わず
令和三年 八月
灯が一つ 大きな闇に 穴をあけて居る
令和三年 九月
誠は天の道なり
これを誠にするは人の道なり
令和三年 十月
鳥は飛ばねばならぬ 人は生きねばならぬ
怒濤の海を飛び行く鳥のように
令和三年 十一月
天に五色の星光り 地に燦爛りょうらんの花が咲く
人は慈しみのうねりをつくるや
令和三年 十二月
至誠にもとるなかりしか
言行に恥づる、気力に欠くるなかりしか
努力にうらみ、 不精にわたるなかりしか
令和二年 一月
成し遂げた善は隠せ
源を隠すナイル川のように
令和二年 二月
悲しみも苦しみも それ自体に 必ず意味がある
令和二年 三月
ゆっくり行く者は 無事に行く
無事に行く者は 遠くまで行く
令和二年 四月
至誠むこと無し まざれば久し
久しければしるしあり
令和二年 五月
学は以てむべからざる
青は之を藍より取りて 而も藍より青し
令和二年 六月
玉、みがかざれば器と成らず
人、学ばざれば道を知らず
令和二年 七月
百折不撓
令和二年 八月
命絶えるまで 終わりなき 未完の歩み
令和二年 九月
感謝の心をもって 日々生きるならば
影が身体から離れないように
福寿はその人につき従う
令和二年 十月
人のさとるところは その習うところによる
習うところは その志すところによる
令和二年 十一月
これを知るは これを行うにしかず
学はこれを行うに至りて止む
令和二年 十二月
何も咲かない寒い日は 下へ下へと根を伸ばせ
やがて大きな花が咲く
令和元年 五月
心は放っておくと
すぐに雑草が生えるが
丁寧に手入れをすれば
満開の花が咲く
令和元年 六月
合抱の木は毫末に生じ
千里の行は足下に始まる
令和元年 七月
打とうとも我は思わず
打たじとも我は思わん
神妙の剣
令和元年 八月
己を尽くし
人をとがめず
わが誠の足らざるを尋ぬべし
令和元年 九月
人は自信と共に若く、
恐怖と共に老ゆる
希望ある限り若く、
失望と共に老い朽ちる
令和元年 十一月
磨いても光らない鈍刀は
磨くあなたを光らせる
令和元年 十二月
貨尽きて而る後に
足らざるを知るは
これ量を知らざるなり
平成三十一年 一月
悲しみがあなたを
深くえぐればえぐるほど
そこによろこびを
満たしていくことができるのです
平成三十一年 二月
心をひらいて与えよう
心をひらいて分かちあおう
心をひらいて受けとろう
平成三十一年 三月
皿が落ちて割れた
それとも
皿を落として割った
どちらですか
平成三十一年 四月
徳は孤ならず
必ず隣有り
平成三十年 一月
前へ行けば まだその前が あることを知る
平成三十年 二月
機警虚明
~ 機を見るは敏に 私心のない心で応する ~
平成三十年 三月
寧静ねいせいに非ざれば 遠きをきわむることなし
平成三十年 四月
闇があるから 光がある 苦があるから 楽がある
闇を生かせ 苦を生かせ
平成三十年 五月
一年の計は 穀をうるにくは
十年の計は 木をうるにくは
終身の計は 人をうるにくは
平成三十年 六月
苦がその人を鍛え上げる 磨き上げる 本物にする
平成三十年 七月
凡事の徹底と 長い歳月のかけ算の上に 花は咲く
平成三十年 八月
静かなる実践の末に 変革は成し遂げられる
平成三十年 九月
自分の心の中に
磨き上げたい石はありますか
平成三十年 十月
果は明らかでなくとも 一所懸命に取り組めば
未来は開けていく
平成三十年 十一月
やってみよう! ありがとう!
なんとかなる! ありのままに!
平成三十年 十二月
道に志し 徳に拠り 仁に依り 藝に游ぶ
平成二九年 一月
求める心が 人生をひらく
平成二九年 二月
返しても返しても 返しきれない 数々の大恩よ
平成二九年 三月
天意、夕陽を重んじ 人間、晩晴を貴ぶ
平成二九年 四月
過去が咲いている今 未来のつぼみでいっぱいな今
平成二九年 五月
お役に立てればと 先ず一歩動くことが 変わるきっかけ
平成二九年 六月
静謐せいひつをもって身を修め 慎みをもって徳を養い
私欲は淡泊をもって志を興す
平成二九年 七月
師は鐘の如し
大鳴り小鳴りはその撞く人の力に由るまでなり
平成二九年 八月
明日死ぬかのように生きなさい
永遠に生きるかのように学びなさい
平成二九年 九月
夢見る力 気を満ち溢れさせる力
伝える力 次の頁を開く原動力
平成二九年 十月
常に己を振りかえり うまくいった時はお陰さま
うまくいかなかった時は 身から出た錆
平成二九年 十一月
全力投球で臨まなければ全うできない
努力する才能は誰にでもある
平成二九年 十二月
鉄は錆によって朽ちる 人間は愚痴によって自分を崩す
平成二八年 一月
真摯さがあってこそ光を放つ
真摯さの一貫持続こそ 徳望の基になる
平成二八年 二月
一生一事一貫
平成二八年 三月
すべての力を出し切る先に 道がひらける
時時刻刻尽くし切る大事
平成二八年 四月
一節を貫くところに 強い信頼が生まれる
平成二八年 五月
根が張れば 自ずと木は育つ
平成二八年 六月
何がしたいのか どうありたいのか
先ずは実直に 力を出し切ること
平成二八年 七月
大善は名声をもたらすが 小善は徳をもたらす
徳はあらゆる大善の源である
平成二八年 八月
名を成すはつねに窮苦の日にあり
事をやぶるは多くは志を得るの時に因る
平成二八年 九月
雲の上の頂上に登ると 下界からは見えない
他の雲の上の頂上が見える
平成二八年 十一月
思いが小さいと 努力も小さくなる
努力が小さいと 結果も小さいから 喜びも小さい
平成二八年 十二月
違いを認め合うこと それが最大の智恵
平成二七年 一月
我を滅ぼす者は我なり
人、自ら亡ぼさずんば 誰か能く之を亡ぼさん
平成二七年 二月
言葉の前に心あり
言葉の後に行動あり
平成二七年 三月
おくらず、迎えず、
応じてしかしておさめず
平成二七年 四月
最高の人というのは この世の生を
精いっぱい 力いっぱい 命いっぱい 生きた人
平成二七年 五月
己を正しくして 人に求めざれば 則ち怨み無し
上天を怨まず 下人を尤めず
平成二七年 六月
苦しみがあるところには
それを乗り越える力が 必ず与えられている
平成二七年 七月
すべてに感謝する心が 新たな扉をひらく
平成二七年 九月
名利みょうりを思うは 武士にあらず
名利みょうりを思わざるも 武士にあらず
平成二七年 十月
「させていただく」は感謝の気持ち
「折角させていただくのなら」は責任感
「是非、させていただきたい」は使命感
平成二七年 十一月
いかなる教育も 逆境から学べるものには 敵わない
平成二六年 一月
至誠は息む無し 息まざれば
則ち久し 久しければ則ち徴あり
平成二六年 二月
道に志し徳に據り 仁に依り藝に遊ぶ
平成二六年 三月
人にして遠き慮無ければ 必ず近き憂あり
平成二六年 四月
君子は 其の睹ざる所に戒慎す
平成二六年 五月
至誠を本とし 勤労を主とし
分度を体とし 推譲を用とす
平成二六年 六月
淡にして事を成し 甘にして事をこわす
平成二六年 八月
父母の根元は天地の令命に在り
身体の根元は父母の生育に在り
子孫の相続は夫婦の丹精に在り
父母の富貴は祖先の勤功に在り
吾身の富貴は父母の積善に在り
子孫の富貴は自己の勤労に在り
平成二六年 九月
喜怒哀楽の未だ発せざる 之を中と謂い
発して皆節に中る 之を和と謂う
平成二六年 十月
君子は本を勤む 本立ちて道生ず
孝弟は其れ 仁を為すの本か
平成二六年 十一月
発想は常に泥臭い 現実の中にある
平成二六年 十二月
唯今日一日の用を以て 極みとすべきなり
平成二五年 一月
敬怠に勝つは吉
怠敬に勝つは滅ぶ
平成二五年 二月
父母は天地の如く
師君は日月の如し
親族はたとえば葦の如く
夫婦はなお瓦の如し
平成二五年 三月
渾身満力 損得よりも尊徳な生き方を
平成二五年 四月
乾は元いに亨りて 貞きに利ろし
平成二五年 五月
君子は諸を己に求む 小人は諸を人に求む
平成二五年 六月
君子は文を以て友を会し 友を以て仁を輔く
平成二五年 七月
当に行うべくんば 必ず果決す
平成二五年 九月
教えをまなぶことによって 道を知り
その道に沿って行くことで
人間として完成に近づいていく
平成二五年 十一月
君子はよく時中す
平成二四年 一月
大丈夫
唯だ今日一日の用を以て 極みとすべきなり
平成二四年 二月
道を求むる人は 進むほうを 思うはづなり
平成二四年 三月
人は転んで 起きて人生を 積み刻んでゆく
平成二四年 四月
順境にいても案んじ 逆境にいても案んじ
常に坦獨獨と 義を以て利と為す
平成二四年 五月
湯舟の中に立ったままでは
誰でもお湯は足りない
平成二四年 六月
他者のために生きてこそ
自己を超える存在となる
平成二四年 七月
之を知る者は 之を好む者に如かず
之を好む者は 之を楽しむ者に如かず
平成二四年 九月
求め続ける限り 新しい発見がある
平成二四年 十月
不易を知らざれば 基立ちがたく
流行を辨えざれば 風あらたならず
平成二三年 一月
当下一念
平成二三年 二月
徳性を涵養し 気質を変化す
平成二三年 三月
精神爽奮なれば 則ち百廃倶に興る
肢体怠弛すれば 則ち百興倶に廃る
平成二三年 四月
明徳を明らめ
人に親しみ至善に止まる
平成二三年 五月
厳よりして寛なるべし
平成二三年 六月
昨の非を悔ゆる者 之れ有り
平成二三年 七月
今の過を改むる者 鮮なし
平成二三年 八月
生気湧出
平成二三年 九月
君子は 必ず其の獨を慎むなり
平成二三年 十月
理想ひく現実は やるべき事
平成二三年 十一月
終身 道を譲るも 百歩を枉げず
平成二三年 十二月
群れない 慣れない 頼らない
平成二二年 一月
一書の恩徳 萬玉に勝る
平成二二年 二月
春風を以て人に接し
秋霜を以て自ら粛む
平成二二年 三月
人のお世話にならぬよう
ひとにお世話をするように
そして報いを求めぬよう
平成二二年 四月
知識 見識 胆識
平成二二年 五月
空白がないと 良い想像も生まれない
平成二二年 六月
一は深沈厚重
二は磊落豪雄
三は聡明才弁
平成二二年 八月
古人の後を求めず
古人の求めたるところを求めよ
平成二二年 九月
吾れ唯 足るを知る
平成二二年 十月
日々の錬磨と信頼の上にこそ 組織は輝く
平成二二年 十一月
一に曰く実なり
二に曰く一なり
三に曰く久なり
平成二二年 十二月
悠久は物を成す 点々相連ねて線をなし
線々相並べて面となし 面々相重ねて体となる
平成二一年 二月
経験するほど 多くの教訓が理解できる
平成二一年 三月
熱き想いを胸に 新星が光を放つ
平成二一年 四月
常に情熱と鍛錬の人であれ
平成二一年 五月
褒めるのも 叱るのも
あなたの器で決まる
平成二一年 六月
何が何でも 成し遂げようとする
決心が熱心になる
平成二一年 八月
無意識に行える その行為こそが
本当の親切である
平成二一年 九月
財産や地位が無くても
いつでもどこでも
喜びの種まきはできる
平成二一年 十月
自分が持っているものは なんだろう
足りないものばかり考えると
悲劇しか見えてこない
平成二一年 十一月
大事は軽く 小事は重く
平成二一年 十二月
父母は習慣の教師 家庭は習慣の道場
平成二十年 一月
往く言葉が美しければ 来る言葉も美しい
平成二十年 二月
人とその影を観てこそ 人を動かせる
平成二十年 四月
できることから始めなければ
できるはずの事も できなくなってしまう
平成二十年 五月
恕の精神と 忖度の大事
平成二十年 六月
一筋縄でいかないから 正論にこだわる
平成二十年 七月
順風満帆な時ほど
自分に行を 課さなければならない
平成二十年 九月
失ったものを数えてはいけない
残ったものを活かそう
平成二十年 十一月
こだわって磨き続けなければ 高嶺には届かない
平成二十年 十二月
過去の延長線上に 未来の保証はないが
過去を学ばなければ 道は開けない
平成十九年 一月
成功の反対は失敗ではなく 何もしないこと
平成十九年 二月
忘れていませんか 大切なことを
ありがとうと言える 心を育てましょう
平成十九年 三月
ものを照らすのではなく
本質を照らしてこそ灯りとなる
平成十九年 四月
がんばる葛藤のなかに 喜びがある
平成十九年 五月
自分流のプラスワンをのせてこそ
自分の未来がみえてくる
平成十九年 六月
知らざるを知るが大事
平成十九年 七月
共感こそが 人を動かす
平成十九年 八月
行為とは 人が己の姿を写す鏡である
平成十九年 九月
正しきことをするか
容易きことをするか
平成十九年 十月
夢が大きいほど不安も大きい
だから力を出しきる
平成十九年 十一月
濡れぬ先こそ 露をも厭え
平成十九年 十二月
学びは 人たらん所以を学ぶなり
平成十八年 一月
あたりまえの事 正しいことを 穿けますか
平成十八年 二月
お金がない事を 不名誉に思う
その心から 作り直しませんか
平成十八年 三月
どうなるかより
あなたが どうするかです
平成十八年 五月
あたりまえを 積み重ねていけば
いつか それは特別になる
平成十八年 八月
明るいときには分からないが
暗闇でこそ 見えてくることがある
平成十八年 九月
がんばることは 精一杯やってみること
平成十八年 十月
いつも進化し続けたい
その思う気持ちが あなたのエンジンです
平成十八年 十一月
あらたまの としを迎えて 萬民
ひとつ心に 國いはふらし 
平成十七年 二月
振り向いても後ろに夢はない
顔を上げてまっすぐと
平成十七年 三月
一日を生きることは
一歩進むことでありたい
平成十七年 四月
みんなを照らす事は 難しいけれども
誰にでも熱は伝えられる
平成十七年 五月
人にかけた情は水に流せ
人から受けた情けは石に刻め
平成十七年 六月
真っ先に荒野に足を踏み入れば
自分も成長し 後ろの人からも感謝される
平成十七年 八月
やってみせ 言って聞かせて させてみて
褒めてやらねば 人は動かじ
平成十七年 九月
素直に聞いて 謙虚に学べば 失敗もなし
平成十七年 十月
学ぶ心さえあれば 万物は師である
学ぶ楽しさを 知るが大事
平成十七年 十一月
ひと言の感謝の言葉は
次の感謝の種となる
平成十六年 一月
ニッポン人には日本が足りない
すぐそこに 美しい心の伝統があります
平成十六年 三月
神さまとの会話から 心の豊かさが育まれる
平成十六年 四月
物を粗末にする人は
人も粗末にする人である
平成十六年 五月
肯定のことばは 陽を生み
否定のことばは 陰を生む
平成十六年 六月
人の悪口を言うときは
自分の心の醜さを さらけだしてるものである
平成十六年 八月
美しい笑顔は 人生で最も大切な 能力である
平成十六年 九月
叶える人は
すぐに 必ず できるまで
平成十六年 十月
神さまからの
背中のそっと一押しを いただける生き方が大事
平成十六年 十二月
一つの言葉でけんかして 一つの言葉で仲直り
魂が宿る一つの言葉
平成十五年 一月
自分を信じ 相手を信じて
心に平安が訪れる
平成十五年 二月
恥をかくことは 修業
笑わせ 涙を流し 上達する
平成十五年 三月
神だけの力に依って 神威は発揮するものではなく
人間の崇敬に依って 発揮されるものである
平成十五年 四月
足元ばかり見ると ふらつく
遠く先を見すえたら まっすぐ歩ける
平成十五年 五月
感謝の気持ちで手を合わす
幸せ家族の小さな習慣
平成十五年 六月
一言に 長年の苦労も報われ 救われる一瞬がある
言霊幸う国
平成十五年 七月
神様も 仏様も
名刺はお持ちじゃない
平成十五年 九月
顔を上げると輝いて面白い
うつ向けば影ができて面倒だ
平成十五年 十月
尊いものは遺産ではなく
そのために流された 先人の汗である
平成十五年 十一月
土の中の水道管 高いビルの下の下水
大事なものは表にはでない
平成十五年 十二月
道からそれることもある
少しもどって また歩き出せばいい
平成十四年 二月
コップから溢れるビールの泡
その思いが笑顔をもらう
平成十四年 三月
おじぎをして おじぎを受ける
礼儀作法も実力のうち
平成十四年 四月
無口はよいが無愛想はまずい
口べたでもニコニコと
平成十四年 五月
人生において もっとも大切な時は
それはいつでも いまです
平成十四年 六月
天地の中に みちたる草木まで
神のすがたと 見つつ恐れよ
平成十四年 七月
してもらった感謝より
してあげた喜びをこそ 味わいたい
平成十四年 八月
絶頂期ほど 失敗の芽生え
平成十四年 九月
生かされて生きるや 今日のこの生命
天地の恩 限りなき恩
平成十四年 十月
失敗のうちで最大のものは
失敗を何一つ 自覚しないことである
平成十四年 十一月
神まつる 親の姿が 子をつくる
平成十四年 十二月
光返すもの悉く ひかりつつ
早春の日こそ 輝かしけれ
平成十三年 一月
挨拶は 人と人の心を結びつけ
その人間関係を温かくする
平成十三年 二月
教えることは希望を語ること
学ぶことは誠実を胸にきざむこと
平成十三年 三月
友人の不幸に同情をあらわすは良し
走りてこれを救うは さらに良し
平成十三年 四月
その日その日が一年中で そして一生の中で
最後の日である
平成十三年 五月
世の中に親に孝ある人はただ
何につけても頼もしきかな
平成十三年 六月
神さまを信じて 自分を信じて
逞しく明るく生きよう
平成十三年 七月
世々の祖のみかげ忘るな
代々の祖は己が氏神 己が家の神
平成十三年 八月
心はそれぞれの人生の段階ごとに
すでに別れと新たな開始のための
準備をしなければならない
平成十三年 九月
老いは枯れることではない
日々刻々と成熟していくのである
平成十三年 十月
死を自覚してこそ 生の目覚め
締め切り前の大事
平成十三年 十二月
人を映す鏡はピカピカに磨いて
自分を映す鏡は曇っている
平成十二年 二月
心理を知るということは
目の鱗をはがすこと
平成十二年 三月
龍に尺木なければ 天にのぼるなし
平成十二年 四月
春に生まれた小鳥のように
雨の中の虹のように 心に幸せを
平成十二年 五月
とんとふみ出すその一足が
谷と野原の別れみち
平成十二年 六月
たなつもの 百の木草も あまてらす
日の大神の めぐみえてこそ
平成十二年 八月
益良雄の ゆくとふ道を ゆききはめ
わが若人ら つひにかへらず
平成十二年 九月
地図は現地ではない
地図に頼るほど 道に迷うこともある
平成十二年 十月
これを知るをこれ知るとなす
知らざるを知らずとなす
これ知るなり
平成十二年 十二月
日本では出る杭は打たれる
米国では騒ぐほど油がもらえる
平成十一年 一月
張りすぎてもダメ たるんでもダメ
ちょうどいいあんばいの時に
ちょうどいいあんばいの音がでる
平成十一年 二月
書をもって御するのは、
馬の情を尽くさず
平成十一年 三月
政は正なり
平成十一年 四月
神の心はかわらぬものを
かわり易いは人のこころ
平成十一年 五月
生きられるうち 働けるうち 日があるうち
平成十一年 六月
面たれて 涙かくせる 吾が妻の
心くみてぞ いざたち征かん
平成十一年 七月
水にぬれなければ泳ぎはできない
全身ずぶぬれになれば度胸がすわる
平成十一年 八月
仕事はなんでもいい
一生懸命 生きている人の顔は美しい
美しい顔になりたい
平成十一年 九月
働きを知らないものは 感謝を知らない
体験のないものは 物の有り難さを知らない
自分自身を知らないものは 世の中を知らない
愛を知らないものは 喜びを知らない
平成十一年 十月
人は神の子 兄弟同士
助けられたり 助けたり
平成十一年 十二月
一燈を捧げて暗夜を行く
暗夜を憂うる事なかれ
ただ一燈を頼め
平成十年 一月
神棚の塵は心の塵 大事は日々の積み重ね
平成十年 二月
もう一度心から 「お先にどうぞ」
平成十年 三月
朝の発意 昼の実行 夕べの反省
平成十年 四月
味噌の 味噌臭きは 上味噌にあらず
平成十年 五月
桜の花が美しく咲いていた
今はツツジの花が美しい 次は朝顔が美しく咲く
同じ花がいつも美しいのではない
平成十年 六月
よくまわっているほど コマはしずか
平成十年 七月
この土の つらなる果てに 母ありて
明日の壮挙の 成るを祈るらん
平成十年 八月
夢は語るもの 願は行ずるもの
平成十年 九月
上 材を求むれば 臣 木を残う
平成十年 十二月
今年は平成十一年
巳卯 紀元二六五九年
西暦一九九九年
仏紀二五六五年
色々なものさしがある
平成九年 一月
願いあるなら親御に頼め 国の御祖の神さまに
平成九年 二月
雲祓えばすぐに 神の光が照りわたる
腹が立つならひと足あがれ 岩の下をば水がいく
平成九年 三月
影か鏡か かがみかかげか 拝む心が神ごころ
神の試練の苦悩の石に おのが心の玉みがく
平成九年 四月
かわる此世にかわらぬものは 神のめぐみと日の光
憂さもつらさも腹立たしさも 心ひとつのおきどころ
平成九年 五月
取り合えば足らぬが 分け合えばあまる
他人の物差し自分のものさし それぞれ寸法がちがう
平成九年 六月
しあわせはいつも自分の心が決める
いいことはお陰様 悪いことは身から出たさび
平成九年 七月
神の道 神に仕える天津務 社会に尽くす国津務
曇る鏡に人の姿は見えず 汚れた心に神の御陰は宿らず
平成九年 八月
天のいわとは笑いであけた 笑う門には福きたる
静かなる神のみそのの朝ぼらけ
世のありさまもかかれとぞおもふ
平成九年 九月
自然のものには自ずから霊が宿り
作られたものには 人の力と魂がこもる
感謝の心が湧いた時 身も心も明るくなる
平成九年 十月
祓え給え清め給え 心の驕りを身のほこりを
平成九年 十一月
成功している過程において
大切なことは謙虚ということである
平成九年 十二月
神の恵と祖先の恩とに感謝し
世の為人の為の奉仕する悦びを知る
平成八年 六月
おほぞらに そびえて見ゆる たかねにも
登ればのぼる 道はありけり
言の葉に あまる誠は おのづから
人のおもわに あらはれにけり
平成八年 七月
人はかたちを求め かたちは人の心をかえる
山は高きが故貴からず 樹あるをもって貴しとなす
平成八年 八月
かくばかり 世界全土に すさまじき
いくさの果ては 誰が見るべき
平成八年 九月
源清ければ 即ち流れ清く
源濁れば 即ち流れ濁る
平成八年 十月
人を愛する者は すなわち人もこれを愛す
平成八年 十一月
その身を正すことあたわずんば 人を正すを如何せん